花研コーヒーブレイク
菊花茶
2012.10.30
スィンガポー (・・・シンガポール) のお土産をいただいた。
「菊花茶です。すっごくまずいけど、話題までに飲んでみて!」と。
ummmm, 菊のお茶は東南アジアの国ではよく見るけど、そんなにまずいと思ったことはないなぁ。むしろ結構好きな方なんだけど。本当にそんなにまずいのかな。
よく見かける菊花茶はティーパックだったりするけど、スィンガポーではペットボトルで流通しているんだ。
何が違うんだろ。
ingredients(原材料)を見てみる。
どれどれ、水と菊からの抽出物と・・・
ケ、cane sugar・・・!!??∑(゜◇゜;)
砂糖入ってんの??コレ?
確かにタイ王国に行って、「生茶」って書いてあったペットボトルを買ったら砂糖が入ってたな。緑茶とかに砂糖入れてお飲みになるんですよね、東南アジアの方々は。
aha~, ナルホド、通りでこの中途半端な表現が気になる。
not so sweet=“それほど甘くありません”
「それほど」って、どれくらいよ!?(-ε-)
甘味の感じ方なんて人それぞれのはず。
本当にnot so sweetか、それともnot too sweet(甘すぎない)程度か、not sweet at all(じぇんじぇん甘くない)か。
「糖分を25%カット」したから、not so sweetと謳っているみたいだが・・・
んまぁ、なんちゃらかんちゃら言う前に飲んでみればわかりますかね。
早速研究所のメンバーでいただいてみた。
(* ̄O)◇ゞ ゴクゴク
うわ、あんまぁ~いッ!!(≧∇≦)!!
でも、一応菊の風味はしますし、マズイとは思いませんな。私たち日本人にとっては少し甘過ぎるというくらいでしょうか。
この甘い菊花茶を最も気に入ったのは所長。(よかった、ファンがいてくれて)
ちなみに、菊のお茶といえば、昔は9月9日の重陽の節句に菊酒を飲み交わしたり、菊合わせなどをして楽しみ、長寿と無病息災を願う風習があった。重陽の節句は菊の節句とも呼ばれ、旧暦9月9日はちょうど今頃に当たり、菊も旬を迎えていた。
しかし、現在となっては重陽の節句は知っていても、実際にその文化に倣って何かをしている人は、どのくらいいるだろうか。
五節句の中でも重陽の節句だけ私たちの生活と馴染みが薄いのは、新暦の9月9日頃はまだ季咲きの菊が咲いていないことが背景にあるように思える。