花研コーヒーブレイク
植栽したかのように生えるセイタカアワダチソウ
2021.11.18
こんにちは。ボンソワール桐生です。
セイタカアワダチソウは外来種でいまや日本中に繁茂しています。空き地などにどどーんと人の背丈よりも伸びている印象がありますが、写真のように草丈50-60cmでちょうどいいサイズで揃って咲いている場合があります。
一見ガーデニング用に整えたのかと思うばかりの揃い方ですが、これは競合する植物が無かったためなのかなあなんて思いまして、セイタカアワダチソウについて調べてみました。するとこのような論文がありました。
論文によりますと、外来種であるセイタカアワダチソウは本来日本の土壌に向いていなかったそうです。日本の土壌は主に酸性土壌が多く、在来種もその酸性土壌を好む植物が多い(キキョウ、ススキなどがそうです)。それを人為的に土壌を中和してきたため、セイタカアワダチソウの生育に適した土壌PHとなったため、繁茂しているのだそうです。
へー、全然知りませんでした。だいたい昨今畑をやる人が多いと思いますが、大概何かを育てる前か後に石灰を入れて土壌を中和していると思います。あれが一つの原因にもなるのでしょうか。それとも、コンクリート(コンクリートはアルカリ性)ジャングルの影響でしょうか・・・。
なんだかとりとめもありませんが、セイタカアワダチソウもじっくり見れば、なんだかいいやつですよ。アレルギーの方にはごめんなさい。
それではみなさま、ごきげんよう。
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