花研コーヒーブレイク
直売所からの花のサブスクサービス
2021.10.22
こんにちは。ボンソワール桐生です。
中日新聞WEB版より知りました。愛知の直売所から花のサブスクサービスが開始されたというニュース。
東京におりますと、直売所というチャネルがよく見えませんが、農水省の発表した6次産業化総合調査という報告書（最新が令和元年）によれば、全国の直売所の売上は約1兆円あり、そのうち花き類は792億円です。このような売上の統計とはまた別に、総務省が行う調査で「どこで何を幾ら買い物をしたか」という全国消費実態調査というものがあります。フラワービジネスノートに記載しています。
その調査結果に直売所の明示がないのですが、「その他」という部類に直売所が含まれるだろうと考えられており、その割合は少ないものではありません。都道府県別に更に分析をすると、地域によっては「その他」というチャネルで花を購入されている人が多い都道府県があり、推測では直売所の利用率が高いとみています。
直売所は首都圏からするとドライブや観光の立ち寄りスポットでとらえている人もいるかもしれませんが、地域では必需品を購入する大切な場です。その直売所でも花のお届け型サブスクが始まったというニュースは、とても興味深いと思います。商流も気になりますが、やはりサブスクのシステム、つまりＥコマースシステムを支える情報流は誰が支えるのかななどと思い見ています。
報道記事はこちらから。
それではみなさま、ごきげんよう。
