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ウォルマート配送サービスを外販。そのサービスは“ホワイトラベル”で提供する?

2021.10.25

こんにちは。ボンソワール桐生です。

8月30日付の日経MJ新聞から。
ウォルマートが培った配送サービスを中小小売り各社にも提供すると発表。アマゾンドットコムなどのEコマース勢の囲い込み戦略に対抗することが目的。サービスは「ホワイトラベル」といって、お客様のブランド名で提供し、配送時の車両にも自社のブランド名を記載しない、つまり役務提供のOEM版ということでしょうか。実はこういうホワイトラベルのウェブサービスもたくさんあるようです。

ちょっと調べると、他社のサイト内に組み込めますと書いてあります。

花の業界にもあったのでご紹介しますと、例えば北米向けにバンザンテンという球根種苗会社が自社のアルストロメリア(新商品のシリーズ名をシャルメリア?チャルメリア?カルメリア?と名付けている)を販売しています。
直売サイトが既存流通と競合するのかな・・と思ってサイトの中を読んでみると、直売サイトがこちら。

北米の卸のサイトとAPI連携して受注することもできるようなことが書いてあります。これすなわち、相手ブランドのサイト内に埋め込まれるということになるでしょうか。このようなサービスはたくさんあるようで、ホワイトラベルで検索したら出てきました。そして、そもそもこの用語自体はEコマースがこんなに発展する以前からあります。スーパーの焼きたてパンだって、パン生地とノウハウを提供している会社があってスーパーの焼きたてパンがあるわけです。

 

今後は事業が「つながる」・「連携する」が増えるようになるでしょうか。裏を返せば、何らかの理由で連携できないような分野、部門は事業を推進していく上で不利になる可能性も出てくるとことかもしれません。

 

【追伸】

8月24日日経新聞ではセブンが全国で宅配参入と書いてありました。これはウォルマートの事例を考えれば、当然セブンイレブンは近隣のお店の商品も運ぶ気があり、まずは自社でサービス展開をはかりノウハウを貯めてから周りに提供すると読めるものです。勝手な予想ですが。

 

それではみなさま、ごきげんよう。

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