花研コーヒーブレイク
バーティカル農法について。こういう発想もある。
2021.09.24
海外の花きに関する情報は「フローラルデイリー」と「ホルティビズ」がおすすめ。だいたいこの二つのウエブマガジンから情報を得ています。今回は久しぶりにホルティビズから引用。
垂直農法について、アフリカはウガンダの事例もありました。従来の垂直農法と言えば、水耕栽培、LED照明などハイテクですが、こちらはまた違うスタイルです。
立体的に組み上げた骨組み内に土を充満し、骨組みの窓に植物を植えるというもの。地面に対して3倍の植物を同面積で栽培でき、また栽培方法の管理も可能です。洪水対策についても触れていました。かの地の気候を想像するに、雨が降るときはどっさり、普段は少ない、雨季と乾季があるのでしょう。そのような極端な気候条件を強いられる地域では、広大な面積に植物を植えるよりも、この記事のような立体的にした方がいいようです。森の再生も重要ですが、食べ物を作るためにはこのバーティカル(個人的にはキュービック型と言った方が良さそうに思いますが)が、地域毎の特性需要に応じた取り組みだなと思いました。他の乾燥地帯での植物生産に適応できそうですね。
フラワービジネスノート2022はこちら。