花研コーヒーブレイク
花の自販機体験談
2021.07.19
こんにちは。泥油育子です。
花の自動販売機が誕生したのをご存知でしょうか。日比谷花壇様が実現されたもので、まずは9月末日までの期間限定とのこと。
新宿駅西口の小田急線乗り場付近、パン屋さんのHOKUOと生花店のランドフローラさまの間のちょっと小田急線乗り場寄りのところ。
「なにこれ、なにこれ~」と多くの方が足を止めていかれます。
※自販機下をのぞき込む小銭探しマンを含む。いや、小銭探しマンを抜きにしても、かなりの頻度で足を止めていかれます。
だいたいですね、アタクシが買っているっちゅーのに、お金を入れて花を選んでいるアタクシより前に出てきて自販機の商品をガン見していましたからね笑笑笑!!アタクシの投入したお金で花を買っていかれるんじゃないかという危機感に襲われましたよ・・・しかも買っている間に2回くらい。トホホ。
ガン見の対象はこちら。
花1本500円と花瓶付き800円の商品(お伺いした当日はバラ、ガーベラ、レインボーカーネーションなど)に2000円の色別アレンジメント、そのほか、ドライフラワーや切花栄養剤を販売しています。
アタクシはこの日、500円の花を2本と800円の花瓶付きのカーネーションを購入させていただきました。しかも嬉しいおみくじ付き~☆
あのですね、これ、相当すごいですよ。驚愕ものです。「ちょっと変わったものを販売する自販機」がよく紹介されますが、これはそれらの自販機とは確実に一線を画しています。
何がすごいかというと、生花という生鮮品を自販機で販売するというハードルをクリアしただけではないのです。生花店さんが開発しただけあって、お客様の花にまつわるすべてのお悩みを解決する心配りができているのです。開発者の心が伝わってきます。
例えば、1本の生花はバルーンに入っています。水がなくても鮮度保持をできる特殊開発の梱包なのですが、すごいのは鮮度保持能力だけではありません。なんと空気パンパンのバルーンに入っていることから、商品が保護されそのまま自分のバッグに入れても商品が全く傷まないのです!アタクシのような無駄に荷物多めの生活者でも、運んでいる途中に商品品質を犠牲にする必要はありません。そのままお財布やポーチをトートバッグに入れるように、生花のバルーンをカバンの中に入れて持ち運べるのです。縦にしても横にしても大丈夫。
おみくじの中身はバルーンを開けなくても確認できます。
最初に不安に思ったのは、自宅に着くまで花の品質を保持してくれるバルーンは崩したくない。だけどおみくじをは先にチェックしたい。もしかしたらお店で1本もらえるサービス券当たるかもしれないし~とか!?・・・もちろんそんなことは想定済みで、バルーンを開封せずにおみくじはチェックできるのです。
どうですか、至れり尽くせりでしょう。制作都合ではなく、とことんユーザー目線で商品が設計されていることがわかります。
アレンジメント棚の上には「お持ち帰り袋が付いています」安心してください!というメッセージまで。
これは日比谷花壇さまのお心尽くしに最敬礼です。
ありがとうございます。購入体験、とても楽しませていただきました。生花はいま会社のPC横に飾らせていただいています。
レインボーカーネーションとヒマワリが気持ちを明るくしてくれます。花瓶もかわいいですしね。
商品も一つ一つラッピングされていて、もちろん手作業でしょうし、よくバルーンに入って1本500円を実現されたものだな~と思います。これはやはり革命的な代物でしょうね。定額販売と非接触という時代の販売キーワードを同時に捉えた新しい生花販売といえます。素晴らしいと思いました。開発者のご苦労も偲ばれます。
日比谷花壇さまのリリース(HPに掲載)によりますとまずは期間限定のようです。よろしければお早めに一度購入体験、いかがでしょうか。いろいろと学ばせていただくことが多いと思います。
それではみなさま、ごきげんよう。