花研コーヒーブレイク
大ヒットアジサイ「万華鏡」はいかにして生まれたか
2021.07.02
こんにちは。泥油育子です。
鉢物のあじさい「万華鏡」は近年の大ヒット商品のひとつといって過言ではないでしょう。あまたあるアジサイ品種の中でも、万華鏡は一目で多くの人の心を射止め、品種名と商品姿をばっちり覚えていらっしゃる方は多いのではないでしょうか。
万華鏡はご存知の通り島根県が開発した県のオリジナル品種です。島根県のアジサイオリジナル品種は、「万華鏡」のほかに「銀河」、「美雲(みくも)」、「茜雲(あかねぐも)」、「星あつめ」があり、現在はオリジナルシリーズは5つあるようです。
中でも万華鏡は2012年にジャパンフラワーセレクション金賞を受賞し、知名度も評価もピカイチ高く、大変素晴らしい品種。大田花きの「FlowerMessage」の表紙を飾ったこともあり、その表紙をご覧になった某ラジオショッピングのディレクターさんが、「うちでも取り扱いたい」とおっしゃってくださり、ラジオショッピングで販売したところ、見事に完売しました。
さて、そんな大ヒット商品「万華鏡」の誕生秘話を聞ける機会がございます。
7月13日JFMAのアフタヌーンセミナー(オンライン)で島根県農業施術センター加古氏をお招きして、万華鏡開発の戦略のお話を伺います。
ぜひこの機会にお気軽にご参加くださいませ。JFMAの会員でなくてももちろん聴講可能です。
このような機会は本当に貴重です。セミナーで得たストーリーは実際の販売シーンでも活用していただけるものと思いますので、商品を売りやすくなります。小売店様やネット販売される方にとっては、POPに書くネタの仕込みにもなります。皆様のご参加、心よりお待ち申し上げてております。
梅雨前線が活発になって太平洋側を中心に全国的に雨模様との天気予報でございますが、何卒ご自愛の上お過ごしくださいませ。