花研コーヒーブレイク
2021年 母の日の感想まとめ
2021.05.11
こんにちは。泥油育子です。
今日は要点のみにてすみません。
母の日の様子を皆様に伺ったり、自分の足で(ほんの一部ですが)拝見して回った感想です。
今年の小売りの皆様にとっては、総括的には供給不足感があった(切・鉢)ようです。コロナによる緊急事態宣言下にありそれぞれにOPEN/CLOSEDはあるものの、販売チャンスはあったといえるでしょう。CLOSEDのためチャンスを生かしきれないところは残念な思いをされた方も多かったこととお察しいたします。インターネット販売についてしくみ、商品ともに充実していたところは事前注文が多く、あえて店を閉めて加工に専念するところも。
販売は「斑模様(まだらもよう)」と表現することもできるかもしれません。銀座を見たときにあるアパレルショップ内の花売り場には、お客様が常時10人くらいは売り場にいて、花を取りレジまでもっていく確率も7-8割を超えていたように思います。一方、すぐはす向かいにある家具、衣料品、雑貨の専門小売企業でも花を売っていましたが、こちらの生花売り場には全くお客様がいらっしゃいませんでした。ココだけでなく、全体的に花材が足りなかったところと、読みが外れてちょっと苦戦したところ、およそ読み通りの目標対比100%のところとがあるのではないでしょうか。二極化というよりも斑模様ということです。
総括しますと、人通りがいい所に出店すれば勝てるという構図が崩れた母の日だったかと。もはや規模、立地で勝負することではなくなり、より計画的、戦略的、且つ効率的な仕込みが必要とされている時ではないかなと思った次第でございます。
ということでお悩みの多いみなさまに、また母の日のピークが過ぎて(母の月は継続していると言えども)一服しようというみなさまに、「フラワービジネスノート2021」をどうぞ。
6月の家庭需要を狙ったイチオシの販売アイデアはアレです。生活者の幸せと健康を願うもの。
それではみなさま、ごきげんよう。