花研コーヒーブレイク
フクカエンさんのカタログ
2021.05.06
こんにちは。ボンソワール桐生です。
花き種苗会社の福花園種苗さまから新しいカタログが届きました。
当社は研究所とはいえ、直接作付けアドバイスをするような業務でもないのですが、どういう動きがあるのかを確認分析するため各社のカタログを見て、確認・分析することがあります。ページをめくるとドウダンツツジが掲載されるようになったことに気が付きました。NEW!と書いてありますから、それは誰もが目をとめたことでしょう。
ドウダンツツジといえば、フラワー・オブ・ザ・イヤーOTA2019で最優秀賞をとりましたし、また海外への輸出も伸びているとも伺っております。生産が増えていると思いますし、今後さらに伸びると思います。
我々が取り組むべきことは、あらゆる売り場で売りやすいサイズ(つまりお客さんの飾る様子の把握)やPOP(扱い方法や楽しみ事例)など、いわゆるマーケティングを行うべきなんだろうなと。セルフ売り場でドウダンを販売し、お持ち帰りいただくまでに品質を維持するにはどういうパッケージなのか考えておくべきでしょう。きっと密閉型の袋なんだろうと思う。花が好きな人は注意深いですが、ご存じない方でも気軽に持ち帰り、ぱっと飾ってもらう、ドーダンは水揚げはいいのですが、風があたって乾燥したら一番の見ごろの葉がチリチリになります。そうならない状態で売り場で販売し続ける必要があると思います。
ま、皆さん考えているのかな。
トレンド品目からそんなことを思いました。
ドウダンツツジが伸びていることは、「フラワービジネスノート2021」のData12「切花成長マップ」からも見ていただくことができます。
それでは皆様、ごきげんよう。