花研コーヒーブレイク
エッフェル塔を思い起こせしスズランが 環七の喧騒に染み入るオトを鳴らす?
2021.04.21
こんにちは。ボンソワール桐生です。
写真は近所の環状七号線にて撮影したスズランの植栽です。
今年はさすがに早く花があがりました。桜もツツジもシャクヤクもなんでも全体的に開花が早いですね。
このまま毎年花が終わった後に実がなり、中にある種がその場に撒かれ数年経って花が咲く・・・を繰り返しているようです。枯れていく個体もあるでしょうに、毎年開花の様子を見せてくれています。持続可能な生命体を実現していて、まさにSDGsな植物と言っていいかもしれません。
フランスでは5月1日がスズランの日。聞くところではこのときばかりは野山で収穫したスズランをだれでも販売してもいいとされているようです。春の到来を祝い、贈られた人は幸せになるということですから、日本人にとっての桜のようなものでしょうか。
ということで、わたしはスズランを見るとフランスを想起します。環七という交通量の多い道路脇に植栽されていても尚、その喧噪を超えてスズランの染み入るような音が聞こえてくるように思えるのです。
フラワービジネスノートもその表紙に静けさを感じさせますが、中身の躍動感がすごいです。(個人的感想です)
それではみなさま、ごきげんよう。