花研コーヒーブレイク
ギルトフリー商品は本当にギルトフリーになれるのか
2021.03.11
こんにちは。泥油育子です。
デーツみたいなドライフルーツが好きでございましてね。というかデーツでなくてもドライでなくてもフルーツは好きですし、フルーツ以外も好きですし、つまり何でも好きなのです。
先週某日、たまたま行きつけのスーパーで、いつもとルートを変えて歩いてみたら魅惑的な食べ物に出遭ってしまいました。デーツをカカオでコーティングして、そこにココナッツをまぶすという代物。原材料をチェックすると、砂糖ゼロ、もちろん人工甘味料もゼロ、添加物ゼロ。添加物にウルサイ泥油的には100点満点に近い原材料表記。試しにどんなものか3個入りのミニパックを購入してみました。
すると、店頭では気づかなかったのですが、開封するときに次のようなことがパッケージに記載されていることに気づきました。
・グルテンフリー
・ビーガン
・ギルトフリー
・乳製品不使用
グルテンフリー、ビーガン、乳製品不使用というのはわかります。わたしとしてはどれはどちらでもよかったのですが、どういう切り口でも商品を売り出していたのですね。
ん?「ギルトフリー」って?
調べてみると“Guilt Free”、つまり罪悪感がないということみたいです。グルテンフリーとかカロリー控えめ、乳製品不使用、精製砂糖不使用とか糖質抑えめ、保存料・着色料などの添加物不使用、且つ栄養価高めのおやつ系食材を指してそういうことがあるようです。おやつだけど、糖質抑え目だし、オイリーでもないし、添加物もないし、健康的観点からいえば食べてもそんなに罪悪感のないおやつです的ポジション。間食の際にできるだけ糖質や添加物を避けたいというのは、誰もが抱く心理ですね。
えー、そんなこといったって、わたしのような万年エンドレスダイエッターには、1キロカロリーでもあればもう何か食べるっていう行為自体がfeel guiltですよ。デーツのカカオコーティングがGuilt Freeだなんて、ちょっとダイエッター心理につけ込んだ謳い文句でねーがぁ??
ついでにシリーズで別の味もあり見てみますと、こちらは
・乳製品不使用
・グルテンフリー
・ビーガン
・ノンGMO
・自然フルーツとナッツのみ
・白砂糖不使用
とあります。
NON GMOというのは言うまでもなく遺伝子組み合え食材を使っていませんということですね。
ヘルスコンシャスの高い方に訴求できる商品には間違いないのでしょう。グルテンフリーやシュガーフリー、GMOフリー、デイリーフリー(乳製品不使用)というのは原材料、製造過程における事実でしょうから。
しかし、ギルトフリーというのは食べる人の心理の問題ですので、同じ並びに表記するというのはなんだかodd one outな感じもありますね。そうでもないのかな。
環境意識した消費のことをエコ消費、環境ばかりでなくさらに広く倫理的道義に適った消費のことをエシカル消費といいますが、このような食べる人の(いろいろな意味での)罪悪感を取り除くような消費を何というのでしょうか。
泥油はビーガンでもないし、GMOも特に気にしていませんが、高カロリー×超絶おいしいものをいただくときには、それなりに背徳感を楽しみます。そして確実に体重はONされ、後悔するが、学習はしないというスパイラルにはまりウン十年・・・。
デーツのカカオコーティングも、カロリーを見ましたら結構高いではありませんか。直径2cmくらいのコンパクトサイズでホイホイと口の中に放り込み、あっという間に底をついたときには、さすがにやっちゃった感を感じましたよ。本当にギルトフリーな商品とは、別のところにあるような気がするな(笑)
いずれにせよ新しい食品販売の切り口を学ぶことができ、とても良い勉強になりました。ブログネタにもなりましたしね。
それではみなさま、ごきげんよう。