花研コーヒーブレイク
春らしさいっぱいのオキザリス
2021.02.08
こんにちは。花研です。
春になるとよく見かけるものといえばオキザリス(Oxalis、カタバミ科カタバミ属)。散歩の途中で見かけたので撮影しました。
植物の名前はオキザリスですが、三つ葉の植物の総称を「シャムロック」といいます。具体的な植物としてはクローバーやオキザリスを指しますが、クローバーとオキザリスは似て非なるもの。
シャムロックといえばアイルランドを象徴する植物でもあります。例えば英国の1ポンドコインには、英国を構成する地域の象徴として北アイルランドのシャムロックが描かれていまし、ラグビーのアイルランドチームのエンブレムもシャムロックです。
春になって黄色の花が咲くと清々しいですね。
オキザリスは品種が多いので、開花期は品種によってそれぞれですが、私の中では早春2-3月に咲く黄色やピンクの園芸品種のイメージが強いように思います。
この時期のオキザリスといえば連想してしまうのが3月17日のセントパトリックスデー。
5世紀ころにアイルランドにキリスト教を広めた宣教師・聖パトリック(St. Patrick)の功績を称え、国を挙げてお祝いする日です。聖パトリックの命日にあたるのだそうです。アメリカやオーストラリアなど、世界各地で同時にこのお祝いが催されるのは、アイルランド系の移民を祖先に持つ人たちが多いから。
と考えると、日本人にはあまり馴染みはありませんかね。
・・・と思いきや、それでも尚、セントパトリクスデーだー!とお祝いしてしまうのが日本人のいいところ◎
お彼岸が近くなり太陽が力を増して、緑の色もワントーン明るくなる時ですからね。シャムロックの鮮やかなグリーンが、日本の春と相性がいいのかもしれませんね。
そんな早春のシャムロック考でした。
それではみなさま、ごきげんよう。
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