花研コーヒーブレイク
年末の花き消費に関する予測と期待
2020.12.03
こんにちは。ボンソワール桐生です。
12月に入りました。毎日、自動車で通勤しているのですが、 例年ほどの渋滞感はまだありません、これからですかね。
さて、今年はご自宅で過ごす方が多くいると花業界にとってはチャンスです。
例えば、
①自宅用の花
それも明るい色の花が売れる。
家に花を飾りますと、比較的明るめの色が選ばれると思いますし、ピンク系が売れる国民性があります。
いつもは年内が濃い、深い色合いが売れて、年明けから明るい軽めの色が売れるというパターンかと思いますが、今年は年内からも明るい色が動くのではないかなあ。
②縁起物、厄除けのいわれのある植物
コロナ禍で、気分を一新したい方は大勢いると思います。そんなときには縁起のいい植物です。
弊社ではナギという植物に光をあてて、古来より縁起物であるという歴史を掘り起こし、ヒットにつなげたことがありますが、探しますとそのようないわれがある植物は結構あるだろうと思います。もちろん従来からいわれますとおり、長寿や商売繁盛に関係する縁起植物、なにかとおめでたい常緑植物は最高ですし、ヒイラギやトウガラシもOK。風水的な方位と観葉植物の提案もOKでしょう。
自分の自由がきかず社会的に閉塞感が強くなりますと、スピリチュアル的というか神頼み的な気運が高まります。
③ビギナーにやさしい情報提供
ガーデニング初心者、花を飾り始めて最初の年末という方は今年大勢いらっしゃると思います。
業界人にとっては毎年の忙しい年末ですが、初めての方がいらっしゃるので季節の花の様子は丁寧に伝えたいですね。
チューリップの首が伸びること、フリージアは花柄を摘んでもらえば先端まで咲くこと、ストックは涼しいところがおススメなどなどです。
④一点豪華主義もあり得る◎
外出しない分、豪華なおせち、豪華な〇〇が期待できるところです。
花も一点豪華主義の消費を捉えたいですね。大輪のバラ、ユリ、マム、シンビジウム、あるいは1本豪華主義でオンシジウムやカスミソウ、スターチスなどスプレー状に花が広がるも合いm手うもいいでしょう。どかーんと飾ってもらえるよう、店舗に一点豪華な花をそろえておくといいかもしれません。
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それではみなさま、ごきげんよう。
明日はフラワーオブザイヤーOTA2020の発表日です。