OPERATIONAL PERFORMANCE花研コーヒーブレイク

木場(きば)公園の黄葉(きば)がきれいだったという話・・・その木は果たして何であったのか!?

2020.11.27

こんにちは。ボンジュール内藤です。

 

東京はいいですね。どこに行っても公園が整備されていて、その公園ならではの趣や味わいがあります。季節によってもその公園の良さが引き立ちます。

先週末は木場公園に行きました。広くてとてもきれいです。今の季節は太陽が低いので光に角度が付きますので、植物の美しさがとても映えるように思います。

 

↓右下にちっちゃくスカイツリー

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木場公園は大きな車両道路を挟んで24haあまりに広がりますので、大きな歩道橋がかけられています。

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木場という名前は本当に木場だったからと会社の人に教えてもらいました。昔この近辺は木材関連の倉庫や貯木場(ちょぼくじょう)といって長期間木材を保管しておく設備が多かったのだそうです。新しい埋め立て地ができたことで、貯木場は移転。その移転先が新木場。なるほど!ここでもう一度納得。

 

その木場公園にもちょっとした植物園があり楽しめます。青い空の下で美しさが引き立っていたのはマットな黄色い輝きを放つイチョウです。

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このイチョウの木はなんだか枝の広がりが丸いですね。街路樹のイチョウはもう少し縦長のような、三角錐のような形を作るイメージでした。

イチョウは2億年前に中国で生まれたと考えられています。恐竜が地上を闊歩していた時代にイチョウもまた栄えていたとされているわけですが、その後氷河期の到来とともにイチョウも絶滅した・・・と思われてきました。しかし、江戸時代に長崎の出島でドイツ人によって「日本にイチョウの木があるじゃないか!」と発見されたことにより、『種の起源』の著者チャールズダーウィンによってイチョウは生きる化石と言われました。

この中国生まれのイチョウは平安時代に日本に渡来。今では東京都(そのほか神奈川県と大阪府)の木に指定されています。東京都のグリーンのシンボルマークもてっきりイチョウの葉をデザインしたものとばかり思っていましたが、東京都の頭文字Tに由来しているのだそうです。都のホームページによると「これからの東京都の躍動、繁栄、潤い、安らぎを表現しています。」ということでした。

 

イチョウの名前は中国名の「鴨脚(ヤーチャオ)」に由来しているそうです。ヤーチャオがイチョウの発音になったわけですね。鴨脚と書くのは、イチョウの葉が鴨の脚に似ているから。

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イチョウが「公孫樹」と書かれることもあります。「公」は祖父・長老に対する尊称で、「祖父が植えた木が孫の代になって実る樹木」を意味するのだとか。よく「銀杏(ギンナン)」と書いてイチョウと読んだりすることもありますね。

※本日のタイトルにある「黄葉」を「きば」と呼んでいただいたのは当て字です。本来はこのような読み方や表現はないと思います。少なくとも今の時点では^^;

 

 

ちなみにアタクシは、イチョウが色づくこの季節、食欲が旺盛になるので胃腸を気遣うようにしています。毎年色付いたイチョウを見ると、自分の胃腸も気遣わなくてはとイメージが紐づきます。昨今は全くいたわれてない日々が続いていますが・・・。

 

木場公園のイチョウがきれいだったというだけなんですけどね。

最後まで目を通してくださってありがとうございました。それではみなさま、感染症にご注意の上、良い週末をお過ごしくださいませ。

 

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