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第24回 大田花きカボチャ大市開催!・・・しました

2020.09.28

こんにちは。ボンジュール内藤です。

 

本日は第24回大田花きカボチャ大市が開催されました。

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大田花きが国内に先駆けてカボチャ大市を始めて第24回って、もう始まってほぼ四半世紀になるんですね。

 

今年が第24回ですから、第1回は1997年でしょうか。その始まりの経緯を辿れば、発案者は大田花き代表執行役社長の磯村です。当時の米国文化の流入と日本の人口動態を考えてのことだったと。当時NHKのラジオ講座で英語の教材を聴いていてハロウィンという楽しい文化が日本に伝わり始めたことに気づいたといいます。

実際のところ、今から25年くらい前といえば、米国で仮装パーティとして盛り上がり始めたハロウィンが日本の生活者にもさまざまな形で届くようになり、徐々にハロウィンについての認知が高まっていったころ。ウィキペディアによると、東京ディズニーランドでもハロウィンイベントがちょうど1997年に始まったそうですから、同じ年に大田花きでもカボチャ大市を始めたというわけですね。
 
 
日本でもハロウィンに観賞用カボチャが必要とされるだろうと考えたのにはいくつかの理由があります。
人口動態を考えれば、団塊ジュニアが大学を卒業して、社会に出てお金を稼ぐようになった頃。彼らが消費のボリュームゾーンとして経済に影響を与え始める。米国の新しいもの、楽しいものを積極的に取り入れる彼らが、将来家族を持ったり、子供が生まれたりする頃になれば、さらに需要のパイが拡大する。またその子供たちが通う幼稚園でもカボチャを使うようになるだろう。だから花き業界としてはきちんとカボチャを供給できるようになっておかないといけないと考えたといいます。
 

折しも、七五三や秋の菊花展なども、ちょうど盛り上がりに欠けるようになってきて、新しい文化が入りやすい土壌があった。これらの周辺要素も合わせて考えると、ハロウィンは日本人にとって楽しいイベントとして受け入れられるようになるだろうと。そこで北海道の生産地に生産を持ちかけたということでした。

 
そして、カボチャ大市でいつの間にか始まったおなじみの寸劇。その年にヒットした社会現象や芸能人をまねて行うのですが、今年はそうです、あのドラマ「半沢直樹」から半沢さんが登場しました。
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↓丁寧にカボチャの梱包を開く半沢部長。

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なぜかそのほかゲゲゲの鬼太郎のキャストも登場。
 
あ、念のためお伝えしておきますが、「盆栽は壊していません」からね。

 

ドラマの中ではアイコニック的に盆栽の破壊シーンが痛烈に描かれていましたが、花き市場ではもちろんタブーですね(^_-)-☆

パフォーマンスも時と場所を選ばないと。

 
まあそんなことで今年も無事カボチャ大市を開催することができたわけです。これもいつも大田花きをご利用くださる皆さまのおかげですね。ありがとうございます。

 
 
今年の販売傾向としては、新型コロナの影響もあり、おうち時間を大切にされる生活者マインドを先読みしてか、小玉や女性でも持てるくらいのサイズのものがよく売れたようです。

  
それではみなさま、ごきげんよう。
  

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