花研コーヒーブレイク
ピンクの染めカスミソウ、すぐそこで売っていますよ・・・
2020.08.11
こんにちは。ボンジュール内藤です。
一昨日の日曜日、近所の商店街で買い物をしていましたら若い女性が25cmほどのピンク染めカスミソウの小さい束を持ってお店に入ってきました。わら半紙に軽く巻いただけで明らかにご自宅用と思しきカスミソウでした。
店内を一周してレジに並ぶと、ちょうどカスミソウの女性がすぐ前に並んでいます。やはりピンクの染めのカスミソウはかなり目を引くようで、レジ係の複数の方にすごい勢いで話しかけられていました。
「え、それカスミソウ?」
「素敵なカスミソウね」
「こんな色があるの?」
「白いカスミソウとはまた違う趣があってかわいいわね~」
などとあっという間にマシンガントークに巻き込まれていました^^;
あまりにもレジの女性たちが盛り上がっているものだから、花を持っていた女性は逆に引いてしまったのか、
「すぐそこの生花店で売っていますよ」と
定型文を繰り返すかのように、抑揚もなく落ち着いた同じ口調で何度もおっしゃっていました。
レジの方たちは盛り上がっていたのでサクラになってさらに話を盛り上げようか、あるいはカスミソウの女性にインタビューしようかなど、どれほどその会話に入ろうかと思いましたが、女性が意外と会話を面倒に感じていらっしゃることが伝わってきたので、ぐっとこらえてやめました(笑)
このようなシーンに巡り合ったのは本当にたまたまのことですが、確実に若い世代に仏花以外のホームユース需要が広がりを見せていることを垣間見たように思います。また、カスミソウの出荷者さまは、昨今のカスミソウの引き合いの強さを実感されている方もいらっしゃるかもしれません。
とはいえ、たまたま見たのはカスミソウ販売のワンシーンであって、このようなホームユースばかりがカスミソウの販売を牽引しているわけでないことに留意しないといけません。では、だれが購入しているのか、カスミソウはどのような需要で引き合いが強くなっているのか。それはご出荷者さまであればここほれわんわんでご確認いただくことができます。
ぜひご活用いただければ幸いです。
それではみなさま、ごきげんよう。