花研コーヒーブレイク
散歩するのは楽しい【その1】春は始まったばかりだ!アリンコはアブラムシを求めてカラスノエンドウを探索するのだった
2020.04.08
こんにちは。ボンソワール桐生です。
桜の散り際を春の終わりと思うとちょっともったいない。ソメイヨシノが終わりそうなだけで八重桜はこれから。春もまだまだ始まったばかりです。
写真は日本一の桜の多い物流センターである東京流通センターの八重桜です。
手前の固いつぼみが八重桜、ほんの一部咲いてます。奥がソメイヨシノ、ハラハラと散り始めています。ここに咲いている八重桜は流通センターの建物からモノレール駅に向かうルートに植えられているので大勢の利用者は、流通センターといえば八重桜という印象が強いんではないかなあ。
そして、流通センターから大田市場へ向かって歩きながら道端を見ると、いつものようにカラスノエンドウが群生しています。どこの植栽にもほどよく飛び出したツルと赤紫の花が目に入ります。よく見ると大発生するはずのアブラムシがいません。どこにいるんでしょうかねえ。
一方、地温が上がり冬眠から目覚めたアリンコはアブラムシの尻から出る蜜(甘い汁)を求めてカラスノエンドウをうろうろと放浪しています。しかしアブラムシはいません。
そうか、まだアブラムシが発生するには少し早く、もう少し暖かくならないといけないのですね。ということは、自宅のポットバラにも農薬はまだいいか、なんて思いました。
市場では春物が終わった感がありますが、自然界ではこれからという花もまだまだあります。皆さんも散歩して桜以外も着目ください。
↓カラスノエンドウ
おれは蜜は飲みたい、懸命にアブラムシを探すアリンコ。
それではみなさま、ごきげんよう。