花研コーヒーブレイク
廃プラとポイ活
2019.12.16
こんにちは。ボンジュール内藤です。
博報堂生活総研が発表した「生活者が選ぶ2020年にヒットしそうなものランキング」によると、16位に廃プラスチック運動、28位にポイ活とあります。
「ポイ活」とは、「ポインセチア活動」でもなく、「ポイポイ捨てる断捨離に近い日常捨て活動」でもなく、
・・・もうお気づきの方も多いと思いますが、
「ポイント活動」のこと。
キャッシュレス決済などでポイントを賢く貯めて、活用するということなのだそうです。
このポイント活動、16位の廃プラスチック運動と既にリンクしているケースがあります。例えば、レジ袋不要の場合は2ポイントくれるとか。2020年には、更にリンクが強化される可能性がありますね。
廃プラとポイ活ってちょっとポワポワした響きですが、2020年以降の大きな波になっていくかもしれません。2020年のキーワードは、博報堂生活総研のいうところの「変化本番」ですから。
産業の大小にかかわらず、花き業界においても廃プラとポイ活をリンクさせた提案を用意しておく必要があるのではないでしょうか。
例えば、ラッピングでポリ系の包装不要で、パルプ素材の紙だけの場合は1ポイント付与、包装紙不要の場合は2ポイント付与とか。
昨今は、自然テイストが人気で、束ねたままの剥き出しのブーケも流行っていますし、男性が持つようになればむしろそれがカッコイイという風潮も出てくることも考えられます。
そうなれば、花業界としては廃プラとポイ活をマーケティングに活用できますし、コストとしては包装紙代以上を削減できるでしょう。ラッピングに割く時間も削減できるわけですから。
まあ、そんなことを考えました。変化本番に向け、ちょっとアイデアがいくつかあってもいいかもと思いました。
それではみなさまごきげんよう。
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