花研コーヒーブレイク

ノーベル賞受賞の田中彰さんは坂東玉三郎さんらと一緒に文化勲章受章。ちなみに文化勲章にちなんだ植物って何かご存知でしたか？

2019.10.30

こんにちは。ボンジュール内藤です。

昨日10月29日は文化勲章発表の日でした。今日の新聞に今年の受賞者が紹介されていますが、ノーベル化学賞を受賞された吉野さんや昔国語の教科書に載っていた馬場あき子さん、歌舞伎界を代表する女形の坂東玉三郎さん、笹川平和財団の笹川陽平さん（笹川陽平さんのブログはこちら。たまに覗かせていただいております）、昭和の名画「時をかける少女」の監督大林宣彦さんなどが受賞されています。

文化勲章は昭和12年に制定されたもの。勲章には橘の五弁の花がデザインされています。また、勲章をつなぐ鈕（※章と綬の間にあるもの）にも橘の実と葉がデザインされています。なぜ橘なのかというと、一つは常緑樹として縁起がいいこと、また平安京の頃から京都御所紫宸殿の南庭に植えられ、「右近の橘」と古来から珍重されてきたこと、そのその悠久性が文化の永久性に通じることから、文化勲章のデザインに採用されたと言われています。（内閣府HPより）

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橘はミカン科の常緑小高木。日本原産唯一の柑橘類とされています。なるほど七十二候では「橘始黄（たちばなはじめてきばむ）」と謳われていますが、柑橘類は橘だけです。「橘始黄」は今年でいえば12月2日に当たります。橘の五弁の白い花には良い香りがあり、実は完熟しても酸っぱく食用には不向きとされています。

そういえば、赤城橘という名産地は群馬にございますが、花きとしての橘はあまり市場流通していませんね。

なぜでしょうか。

うーん、もちろん少しはあるのだと思いますが、マーケットでの知名度が高くないからでしょうか。

文化勲章は11月3日の文化の日に授与されます。テレビのニュースなどで勲章が映ることがありましたら、ぜひ注目してみてください。

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さて、もうひとつ、こちらはアンケート投票のお願いです。

来年のフラワーバレンタインは発足10周年記念を迎えるそうです。

それにちなみ、今年は「ベストフラワリスト」選出が予定されているらしく、広く皆様にアンケートのご協力をお願いしております。

もちろん弊社ではボンソワール桐生もボンジュール内藤も投票済みです。

「今この日本で、花贈りがいちばん似合うと思う男性を、一人教えてください。」