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産業構成比の変遷

2019.05.16

こんにちは。ボンソワール桐生です。

 

帝国データバンクより、平成30年の間の産業構成比の変遷が発表されています。「産業構造変遷」という資料を基にして作成されたものですが、平成の30年間で構成比が拡大したのは「建設業」「小売業」「運輸・通信業」「サービス業」の 4 業種。

一方、縮小 したのは「製造業」「卸売業」「不動産業」「農 林水産業」「鉱業」の 5 業種。とりわけ、なんと「卸売業」が大きく低下しました。卸売業の中でも衣料等は増加しているようですが、総合卸(商社など)や繊維関係の卸が大きく低下した理由だそうです。総合商社は事業の方向性を投資などに変更しています。

 

同じ卸でもどのようなサービスを提供しているかによるでしょうし、高齢化も関係するでしょう。また、サービスレベルや社会ニーズへの対応などによっても明暗が分かれるかもしれません。

薬問屋のシステムは大変優れていて、卸のシステムなしには町の調剤薬局は立ち往かないくらいです。それは大変煩雑でありながら、決して間違いが許されない薬局の業務に貢献できる仕組みを整えたからこそ、平成年間に伸びたのであり、それだけに規模の大きな卸に集約が進んでいます。

★業界ニーズ・社会ニーズに応える

★在庫管理を徹底する

★物流システムを整える

このようなことがポイントなのでしょう。

花き業界も、薬の卸の成功例に倣うことができれば、業界の発展に寄与できるかもしれません。

 

それではみなさま、ごきげんよう。

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