花研コーヒーブレイク
真の天照大神か
2019.05.02
こんにちは。ボンジュール内藤です。
平成最後の日と令和初日は雨天でした。平成の初日も雨天だったと記録にあります。どうやら、昔から重要な約束や仕事をするときに降る雨を縁起が良いと捉える向きがあるそうです。
「雨によって天と地が繋がり、めでたいことを表す象徴であり、約束が果たされたことを天が祝福してくれるという幸先の良い印である」
という考えのようです。何事もポジティブに捉えようという思考から生まれた思想か、もしくは、農耕の恵みとされた雨を神の祝福とすることからなのか、あるいは自然信仰から生まれたものなのか。その起源はさておき、もし「約束が果たされたことを天が祝福してくれる」という考えに立つならば、やはり天皇家は天照大神の子孫とされていることを思わずにはいられません。
そういえば、現在の天皇が皇太子時代にベトナムのハノイを訪問したとき、友人が現地で通訳・案内役をしていました。話を聞いてみると、あいにくの雨模様だったけど、皇太子さまがバスを降りようとすると雨がピタッと止む、屋外でのイベントが始まると雨がピタッと止むと驚いていました。それは不思議なくらいでまさに神がかり的だったと。人のお話を聞かれるときも、瞬きをせずとても温かい眼差しを向けながら聞いてくださるのだとか。視線を合わせるだけでみんなファン(つまり好意・親愛感に近い意味でしょうか)になってしまうだろうと。太陽にように国民を照らす、なにかとても温かいものをお持ちなのでしょう。
即位後朝見の儀では「日本国及び日本国民統合の象徴としての責務を果たすことを誓い、国民の幸せと国の一層の発展、そして世界の平和を切に希望します」と述べられました。フォーマルでありながらとてもわかりやすい言葉のみで表現され、天皇陛下の思いが伝わってくるお言葉です。きっと令和の時代においても、日本国民を太陽にように温かく照らし、見守ってくださることと思います。だからこそ私たちはある種の安心感をもって生活していけるのではないでしょうか。
そのうち、天皇陛下が国民とLINEとか始められちゃったりして・・・(笑)そんなことを妄想するボンジュール内藤でした。
それでは今日はこの辺で。みなさま、ごきげんよう。