花研コーヒーブレイク
令和時代の新アプリ
2019.04.09
こんにちは。花研ブロガー2号こと、ボンジュール内藤です(*^-^*)
今日は、来たるべく令和時代に期待するテクノロジーについて、あったらいいなと思う妄想例を4つご紹介したいと思います。
だいぶスタンダードになってきましたが、無人レジの普及、あるいは無人店舗の実験が進んでいます。この無人レジがそれぞれのライフスタイルに適った条件で情報を提供してくれるしくみが開発されるといいですね。
例えば、商品に含まれる指定成分の情報なんかも店舗に入ったら自分のスマホにすぐ入る、あるいはレジで精算をしようとしたときにwarningのような形でスマホに届くとか。アタクシの場合は健康上(時にはアナフィラキシーショックから命を守るために)口にしない添加物があります。加工食品の裏に書かれた原材料はすべてチェックしているつもりですが、とりわけ改行途中に書かれた添加物は見落としがちですし、都合の悪い添加物を隠そうとするあまり、企業は小さく記載するということも場合によってはあるかもしれません。今後高齢社会、老眼社会が進めば誰にとってもチェックは億劫になっていくでしょう。
そこで、自動レジなどで自動的にスマホにお知らせしてくれるしくみがあれば、添加物のチェックばかりでなく、イスラム教徒用のハラールの特定にも使えるでしょうし、ビーガンやラクトオボなどさまざまなベジタリアン向けのシステムとしても活用できるでしょう。ちょっと考えただけでも応用の幅は広がります。
そのようなしくみを備えた小売店やアプリが近い将来実現するのではないでしょうか。いや、ぜひともしてほしい。即日にでも。
同じく小売店内で、自分がお目当ての商品がどこにあるのか、すぐに案内してくれるアプリがあるといいですね。
初めてのスーパーやコンビニに行って、サンドイッチとお茶を探しているとします。そのスーパーのアプリの検索画面に「サンドイッチ」などとお目当ての商品名を入れると、ピッコンピッコンと売り場が赤く点滅して、現在地からのルートを指示してくれるようなイメージです。店内をうろうろせずに迷わず棚まで辿り着ける。すばらしいじゃありませんか。
慣れないスーパーや量販店に行くと、なかなかお目当ての商品が見つからないことがあり、予定外の時間がかかります。店員さんは忙しく、また人手不足なのでなかなかつかまらない。その売り場まで行く間、様々な棚を見て歩く楽しみはありますが、やはり時間的に制約がある時など、同じような場所をぐるぐるするだけで見つからず、ストレスがたまるものです。これを解消してくれるアプリ。既に実現していてもおかしくないようなレベルですが、これも(個人的には)即日欲しいシステムです。
花き業界の商品なら、自宅で鉢花や観葉植物などの根付き植物を楽しむ場合、その置場、管理方法などを診断・判定してくれるアプリが置き場を判定してくれるアプリがあると、消費者の植物に対する距離感は縮まるのではないでしょうか。
光、温度(センサーがいるかな)とGPSと日付と時間などの情報から、置かれた環境の適正度合をすばやく判断するもの。よく生産者様からのアドバイスで、東南向きの窓ガラスの近くにおいて、水は表面の土が乾いたら云々かんぬんとありますが、個人の環境の違いも含めてアドバイスできるものではありません。プロの目から見れば、感覚的にすぐわかることでも、一般生活者にはなかなか判断できませんから、結局生活者はアドバイスの通りやってみたけど枯れちゃった⇒ワタシには植物を育てることができない⇒もう花は買わないという負のスパイラルに陥ってしまうのです。
そこで、環境条件を示すいくつかの指標をアプリやちょっとした機器などでデータをスマホに取り込み、それを診断してアドバイスしてくれるアプリがあるといいですね。置き場を変えるようアドバイスがあったり、あるいは置場にあった植物を提案してくれるというのも重宝されると思います。技術的には既に可能なのでしょうが。
切花では、一案として「花き鮮度診断アプリ」などいかがでしょうか。
花によって良い花の見分け方は異なるものです。とりわけ一般生活者にとっては、花の鮮度や良しあしを見分けるのは、難しいもの。そこで、花にカメラをかざしバーコードを読み取るようにして花の状態を確認すると、その植物の鮮度や余命などがわかるというもの。植物体に触れずして糖度などを測れるとさらにいいですね。
花業界には不利な情報もあるかもしれませんが、生活者には重宝されるのではないでしょうか。なにより、「おもしろい」という理由で、これまで関心がなかった人にも花に興味を持ってもらえるような気がします。
以上、落書き版「アプリで一層便利になる社会について」の妄想でした。
みなさんはどのようなアプリがあるといいと思われますか。
それでは、ごきげんよう。