OPERATIONAL PERFORMANCE花研コーヒーブレイク

コーヒーホリック、ピンチ!?コーヒーの木絶滅の危機??

2019.03.13

いよいよ桜の開花のカウントダウンに入ってまいりました。

東京では今年3月21日と予想されているようです。ちょうど春分の日ですね。上野の恩賜庭園の開花予想が22日だそうです。

(ご参考)https://sakura.weathermap.jp/sp/

 

平年よりは少し早いものの、強い寒気到来の後に、急に気温が上がり、開花が極端に早まった昨年よりは遅いようです。

というのも、本年は寒気が流れ込みにくい状態が続いていたため、暖冬となりました。このため、2月後半以降は気温が高くなっていて、3月も高温傾向が続く見込み。桜の開花も平年よりは早いものの、暖冬の影響で「休眠打破」は鈍く、花芽の成長のスピードは遅めとみられます。記録的な早さにはならないでしょうと(ウェザーマップのHPより)。

 

自分自身の小学校の入学式は4月6日か7日くらいでした。所属していた1年2組の先生と生徒を撮影するカメラの向こう側に桜が咲いていたことを覚えています。もう終わりかけだったかもしれませんが、写真には桜の花びらがひらひらと空を舞っているところが映っています。

つまり、その頃は(あるいは、その年は)4月第1週、もしくは3月の極めて末日に近い頃が開花の時期だったのです。それがもう2週間くらい早まったことになるでしょうか。

 

それだけ温暖化が進んだと理解していいと思うのですが、温暖化が進んで絶滅の危機がささやかれている植物があります。そのような植物は多々あるでしょうが、アタクシのようなcoffee loversを不安にさせる記事が届きました。

それはコーヒーの木です。記事によると、コーヒーの野生種のうち、6割が温暖化で絶滅の危機に瀕しているのだそうです。しかも世界のコーヒー消費量の60%を占めるアラビカ種も含まれているのだとか。野生種とは別に、品種改良されたものがあるでしょうし、すぐにコーヒーが飲めなくなるという話ではないと推察しますが、アラビカ種が絶滅したとしたら、コーヒー業界が受けるダメージは大きいことに違いないようです。温暖化が毎朝のコーヒーに多大なる影を落とすとは・・・。

<記事はこちら>(日本語、フォーブズジャパン)

 

温暖化でコーヒー農園では害虫が増え、疫病も増加。管理するにもコストがかかるため、コーヒー価格の高騰もあり得ない話ではないと。

赤道直下の一帯をコーヒーベルトというくらいですから、熱帯でも育つのかと思いきや、やはり花と同じで高原などで栽培されているのか、高温には弱いということでしょうか。日本の温暖化もこのまま進めば、海外のコーヒー豆も高騰し、いつか国内でコーヒー豆生産が盛んになる日がくるかもしれません。(いいかどうかは別としてですが。そういえば、既に石垣島かどこかでコーヒー豆を栽培していましたね)

 

元の記事はコチラ(英語版)

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