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【12月5日 タイ王国プミポン国王誕生日】

2011.12.04

 明日12月5日は、タイ王国のプミポン国王のお誕生日にあたる。

プミポン国王は1927年12月5日米国マサチューセッツ州に生まれた。今年で84歳。

世界で最も在位の長い国王で、国王在位65年を 誇る。

 

 タイでは曜日毎に色が決まっていて、プミポン国王は月曜日生まれのため、 黄色で誕生日を祝うことになっている。人々は黄色の服を着て、黄色の花で祝う。

 

例えば空港では・・・

何が起きたのかというくらい黄色。

「微妙に違う黄色」とかがなく、全員全く同じ黄色を着ている。

TVをつければ、お天気のお姉さんもきちんと正装。そう、これは正装なんだ、きっと。

 

この黄色の胸にはこんな刺繍がしてある。↓ (いろいろなバージョンがある)

 

 

“タイ王国国民6,000万、全員国王を愛しています”と書いてある。

(現在の人口は約6,600万人)

 

こうして暫く黄色の中に身を置いていると、最初は異国人目線で見ていたはずなのに、徐々にあたくしも黄色を身にまといたくなってきてしまうほど。群集心理ってコワイ。

 

 花でいえばこのときはマリーゴールドなどが良く売れる。

↑マリーゴールドの黄色に覆われたダットラ。

車体の下に引かれた白い線までがこの方の陣地らしく、所狭しとギューギュー詰めに置かれている。

 

タイ王国における曜日の色は以下のように決まっている。

日曜日:赤
月曜日:黄色
火曜日:桃色
水曜日だけはなぜか昼と夜に分かれていて、昼は緑・夜は黒
木曜日:オレンジ色
金曜日:青
土曜日:紫
そして「毎日」は金色!

「毎日は金色」ってのがいい。国民全員の毎日が金色になるようにという願いが込められているのか。

あたくしの毎日もあやかりたい。

 

 

ちなみにもうすぐ78回目のお誕生日を迎えられる日本の天皇陛下は、1933(昭和8年)年12月23日(土曜日/大安) のお生まれなので、タイ式に色を決めれば紫色になる。高貴な色。

御印は榮(えい=桐)。桐の花もほんのり紫色。

 

タイのような習慣が日本にもあれば、12月には紫色の花がよく売れたことだろう。

紫色の花といえば、リシアンサス、スターチス、アネモネ、アルストロメリア、パンジー、ビオラあたりだろうか。

  

 

季節違いだが、デュランタ、アスター、ムスカリ、スイレン、菖蒲、キキョウ、クロッカスなども紫。

ここまでくると頭のトレーニングか。

  

 

 

ちなみに昭和天皇は1901年4月29日月曜日のお生まれで黄色、現在の皇太子様は1960年2月23日火曜日につき桃色となる。

桃色の花といったらきりがない。なにせ「桃色」自体が花の色だし、花全体を象徴する色でもあるから。

 

 

・・・などといつものことながら生産性のないことタラタラと綴ってしまった。12月5日と聞くと思いが巡ってしまう。

プミポン国王、お誕生日おめでとうございます。

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