花研コーヒーブレイク
ザ・大田市場 case1
2018.10.02
大田市場らしい光景、case1。“昆虫天国”。
夏場は、夜になると事務所の窓ガラスにトノサマバッタが貼りついていたり、ちびモスラが廊下を徘徊することは頻繁にあるわけですが、夏も終わりが近づくと、大田市場の花き棟内に虫の墓場が出現します。
花市場なのに、生死にかかわらずあらゆる昆虫に出合うのは、大田市場らしい光景です。大田市場の花き部自体、大きな樹木に囲まれていますし、多くの昆虫に出くわすことは決して珍しいことではありません。
今朝出合った光景はこちら。
カマキリ。
ガーベラを展示中のショーケースの扉にしがみついていました。産卵場所でも探しているのでしょうか。
流通する花きばかりからでなく、虫からもその季節の移り変わりを感じることができるのが大田市場なのでした。
●あとがき
夜ながらうろこ雲を見上げながら帰りました。
うろこ雲は、いわし雲とも呼ばれますが、イワシより今回の雲はむしろサバっぽいなと思いながら見上げておりました。
気象学的には巻積雲(けんせきうん)と呼ばれるそうです。秋を代表する雲で、天気が回復したときに空の高いところに発生するのだそう。ふと見上げれば秋本番です。