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ウィンブルドン・フラワーズ2018!

2018.07.16

週末はFIFAワールドカップの決勝戦で盛り上がっていたことと思いますが、実はテニスの四大大会の一つウィンブルドンも決勝戦を迎えていました。

昨年に引き続き、ウィンブルドンの決勝戦での花に少し触れてみたいと思います。

 

14日土曜日に行われた女子決勝戦。セリーナ・ウィリアムズ(米)とアンジェリーク・ケルバー(独)の対決となりました。

選手入場前に映し出された来賓席のショット。

最初に、ウィンブルドンを9回(も!)制覇しているマルチナ・ナブラチロワさんのショット。実左胸のバンダが目を引きます。

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その隣の方は白のコチョウランを胸に挿していますね。

その次に映ったのは、スペインのコンチタ・マルチネスさん。同じくスペインのアランチャ・サンチェスとともに上位に君臨し、90年代後半から2000年ごろまで女子テニス界を牽引してきた素晴らしいプレイヤーの一人です。ウィンブルドンでも優勝しています。みなさん現役を引退されてすっかり女性らしさが増したように思います。

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こちらの″ロイヤルなお二人”は、花は付けていませんが最前列でご鑑賞。右のメーガンさんは、長い間セリーナ・ウィリアムズとお友達で、いつも応援してきたのだとか。まさか自分がロイヤルボックスで応援することになるとは思っていなかったでしょうに。

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ケイト妃のする後ろにナブラチロワさん。

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さて、バンダは今年のテーマフラワーでもあったのか、紫色の大輪だからウィンブルドンで使いやすいのか、来賓のコサージュだけでなく、選手のお世話をする青少年のヘッドドレスにも使われていました。

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クラブ内の装飾は、デルフィニウムやグロリオサ、アンスリウムなど、昨年の変わらぬ様子。

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女子のファイナリストだけに渡される大きな花束(なぜか男子ファイナリストにはない)にも、たくさんのバンダが。今年は、様々な種類のファレノが、昨年にも増して使われていたように思います。

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選手の先導役の胸にもバンダのコサージュ。

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この花束はひとまず選手が自分のベンチの脇に置きますが、試合開始前にはお手伝いをする青少年たちによって、移動されます。

 

なぜバンダのような紫色の花が使われるか、アタクシには想像するしかありませんが、恐らくはウィンブルドンのロゴマークに見るようなオフィシャルカラーに由来しているのではないでしょうか。芝のグリーンとバンダの紫でウィンブルドンカラーになります。そう仮定するとその通り、コートに入場するセリーナの花束に紫色のリボンが使われ、芝を背景に″ウィンブルドンな組み合わせ”になっています。

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実は、クラブ内の花装飾もファイナリストへの花束も昨年とあまり変わり映えしない印象なのですが、それがまた伝統のウィンブルドンらしさのようにも見えます。ウィンブルドンテニス選手権は、4大大会の中でも唯一テニスクラブ(The All England Lawn Tennis & Croquet Club)が単独で開催する大会。だから全英オープンとは言わないのです。そのテニスクラブは今年創設150年を迎えました。

さて、どちらが優勝したか、ご興味がございましたら、男子の結果と併せて新聞やニュースでご覧いただければと思います。

 

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