花研コーヒーブレイク
花の足元
2018.06.11
昨日、最終日を迎えたテニスの全仏オープン(パリ、グランドスラム)は、男子はラファエル・ナダル(スペイン)が2年連続11回目の優勝を飾り、幕を閉じました。
また、特筆すべきは、女子ダブルで日本人ペアが準優勝、車いす部門のシングルスでは、男女ともに日本人選手が優勝したことです。
錦織選手がランキングを上げる前の話ですが、ロジャー・フェデラーが日本の記者に、
「どうして日本人はテニスが弱いのだと思いますか?」
と聞かれ、すかさず、
「日本には国枝慎吾がいるじゃないか」
と返答したのは有名話。彼の言うとおり国枝選手もしかり、さらに今となっては世界に名を馳せるテニスプレイヤーは国枝選手ばかりではありません。
ここまでは、前置きです。
6月9日土曜日には女子シングルスの決勝戦。ルーマニアのシモナ・ハレプ(世界ランク第1位)が初めてのグランドスラムタイトルを手にしました。
その決勝試合を観戦して、表彰式に登壇したのが、なんと元世界ランク1位のアランチャ・サンチェス・ビカリオさん(スペイン)オオーw(*゚o゚*)w!!!
英国ウィンブルドン大会で、彼女の試合を応援したこともあります。タフなプレースタイルとメンタリティから、以前はお手本としていただけに、テレビ越しですが、元気な姿を拝見でき感激です。
アランチャさんは全仏では3回優勝していて、ちょうど20年前の1998年にも優勝していることからでしょうか、表彰式の前のちょっとしたセレモニーで花束を受け取っていました。彼女は全仏のコートと相性が良く、全仏の会場ローラン・ギャロスから、当時の愛犬に「ローラン」と名付けていたくらい、全仏には思い入れがあったようです。
さて、ご登壇されたアランチャさんは、短めのスカートから伸びる鍛え抜かれた美脚、またそれを強調するかのごとくとても高いヒールを履いていました。
テニスはよく「手ニス、足ニス」と呼ばれるほどフットワークが重要。足ニスで素晴らしい戦績を重ねたアランチャさんの健脚は、見た限りでは健在でしょう。素足でご登場されたからこそ、それがよくわかりました。
(ここまでも前置き。本題はココからです。)
アランチャさんの足元も素足で目を引きましたが、受け取った花束の足元もなにも履かされず。
まさに素足で、実はこちらの方が気になりました。
はい、この通り。
海外で花を買われたご経験のある方はよくご存じのことと思いますが、花束の足元に保水が施されずそのままなのは、ヨーロッパでは今でもスタンダード。(パリとロンドンに出店された青山フラワーマーケットさまはどうされているのか、今度伺ってみたいと思います)
新年のニューイヤーフィルコンサートで指揮者や演者に渡される花束も、足元は保水なし。
この通り。(2018年1月1日ニューイヤーフィル)
渡す前まで、花瓶かバケツかに入って管理されて、渡す前に足元の水をよく拭うのでしょうか。
ギフト文化の相違から、ヨーロッパでは贈ったときに最もその花がきれいな状態であることが喜ばれるのだそうで、日本より開花した花が好んで使われると聞きます。
このようなセレモニーで贈られた花は、日持ちよりもその時にいかに華やかで美しいかということが優先されるのか、もしくは、おうちに帰ってすぐ水に入れれば、大丈夫ですよということかもしれません。
本題はココまで。
そんな折、昨日ユ●クロの某店舗を訪れ、いつもあるはずのリストバンドを探していましたら、なぜか見つからず・・・。
店員さんに「リストバンドありますか・・・??」と伺うと、すかさず手元の端末で検索してくれました。
すると、
「あー、錦織選手が“ぜんぶつ”でしていたリストバンドですね!?」
と。
ズコーッ!!!¥(◎日◎)¥
ぜッ、ぜんぶつ??
トホホ。ま、興味がなければそんなものでしょう。平常心、平常心・・・
端末で調べた結果、「全仏モデル」とでも書いてあったのだと思いますが、もちろん「ぜんぶつ」ではなく、「ぜんふつ」と読みますね。
今回の全仏で優勝した国枝選手はユ●クロ所属では??
「ぜんぶつ」と読むと、急に選手たちが仏顔に見えてきますなー。全員仏顔。
以上、花束の話だけすればいいものを、余計なコトが多すぎる本日のブログでございました。(これでも結構削ったのですよ・・・)