花研コーヒーブレイク
SDGs
2018.06.05
大田花きのショーケースにSDGsという見慣れない言葉。株式会社MPSジャパンさまによるMPS取得商品の展示です。
SDGsとは「持続可能な開発目標」の略で、2030年までに世界を変えるための17の目標が謳われています。
17の目標は、例えば「飢餓をゼロに」「質の高い教育をみんなに」「気候変動に対応する具体策を」「海の豊かさを守ろう」「緑の豊かさを守ろう」などが含まれています。地球に生きる人の不平等を解消し、生活環境を改善し、1人1人が自由で豊かに生きるための目標のように感じます。
う～ん、でもMPS商品とSDGsの接点は？
花きを選ぶときにMPS認証、つまり国際認証を取得した商品を選ぶことで、自然環境に配慮した花きを選ぶことになるということのようです。
SDGsの中の目標12に「つくる責任、使う責任」という内容が織り込まれています。
内容は、生産をする側も消費をする側「持続可能な消費と生産のパターンを確保する」ということ。
天然資源の共有と効率的管理などに向けた重要な課題です。産業、企業、生産者、消費者に廃棄物の発生防止と再利用を促し、より持続可能な消費パターンへの移行を実現していく。そのためには、花を選ぶときはMPS認証取得商品がいいでしょうということです。
大田花き品質カイゼン室のfacebookでも「みどぽろちゃん」が詳しく説明しています。
SDGsは、国連サミットとか、世界のどこか遠くで言われている話ではなく、私たち1人1人が意識して生活を変えて実現していく目標。地球の豊かな未来を考える上で、花を選ぶときも考慮すべきことがあるということですね。
