花研コーヒーブレイク
母の日参りパートナシップ共同発表会
2018.04.23
本日、銀座で日本香堂様主催の「母の日参りパートナーシップ共同発表会がありました。
日本香堂さまのプレゼンでは、認知度や線香出荷額の伸びを示されました。母の日参り実践者は、ここ10年で1.7倍に拡大。また、母の日カーネーション線香の出荷額は2015→2017で130%に伸びているのは興味深いデータです。
パートナーシップは現在12団体、そのうち4団体が花き業界です。(JAグループ和歌山さま、日比谷花壇さま、サントリーフラワーズさま、花の国日本協議会さま)
それぞれの団体さまから、取り組み状況等についてプレゼンがありました。
JAグループ和歌山 機種農業協同組合 代表専務理事 芝 光洋様
後半は、第1回母の日参り手紙コンクール結果発表。
日本郵便がパートナーシップとして参画されたこともあり、亡き母への思いをつづった手紙コンクールが開催されました。
応募はウェブと郵送とを合わせて1,857篇、全国から寄せられ、日比谷花壇の宮島社長、日本香堂ホールディングスの小仲社長、マーケティングライターの牛窪恵さんが選考委員、また歌舞伎俳優の中村獅童さんが選考委員長として、作品を選出いたしました。
ご登壇された中村獅童さん。
1,857作品の中から金賞に選ばれたのは、静岡県の89歳男性「余白さん」の作品、「白い目薬」。
400文字ほどで綴られた「亡き母への手紙」の中には、笑いや涙、母の温かさ、子育ての大変さ、人生の悟り、ユーモラスな余白さんのキャラクターなどが読み取れます。89歳になるとこのような手紙を書けるようになるのか、余白さんだから書けるのか(後者でしょうかね)、多くの方から共感を呼ぶ素晴らしい作品と思いながら、拝聴しておりました。
「泣いて途中で読めなくなったらどうしようかと思ったけど」とおっしゃっていましたが、最後まできれいなお声で立派に読み上げていらっしゃいました。
朗読される様子は、一部弊社のインスタグラムとtwitterに掲載させていただいております。
↑獅童さんの右肩からチラリと覗いていらっしゃる(ように見える)のが日比谷花壇の宮島社長、写真右後の方がサントリーフラワーズの福島取締役です。
銀賞、銅賞もきっと素晴らしい作品に違いありません。日本香堂さまのサイトで発表になるようですので、楽しみにしたいと思います。
パートナーシップ全12社・団体さまと中村獅童さん。
(おまけ)リリース後の最後の囲み取材のご様子。
会場に集まった取材報道の方は70-80人だったと伺っています。
折しも、たまたま手に取った某スーパーマーケットの母の日のカタログチラシには、「母の日参り」の花束が提案されていました。
墓前用もさることながら、ギフトや自宅用にも使っていただけそうな素敵な花束かと。
今年も益々母の日参りが広く生活者に認知されること願うばかりです。いえ、アタシが願わなくても母の日参りの文化はますます普及し、盛り上がっていくに違いありません。花業界も、パートナーシップの4団体ばかりでなく、全体として遅れを取らないようにしていきたいと思います。