花研コーヒーブレイク
バーティカルフォレスト続々と
2017.11.01
11月1日は紅茶の日。そして十三夜。十五夜の別名芋名月に対し、十三夜は栗の収穫期とも重なるので栗名月とも呼ばれます。枝豆をお供えする地域では豆名月と呼ぶところもあるようです。
今晩は天気も良さそうですからお月見を楽しめそうですね。写真を撮って明日の小欄にアップしたいと思います。
さて、以前このブログ(そのブログはこちら)でもご紹介させていただいたことがある建築家ステファノ・ボエリ氏がデザインするグリーンマンションがパリでも建設されることになったそうです。
もともとミラノの“バーティカル・フォレスト”(「垂直の森」の意味、イタリア語で“ボスコ・バーティカル”)で一躍話題になったマンションです。なんでもこのマンションには垂直に1,000種類以上の植物が植えられているのだとか。都市の中での自然と建築の融合性という斬新なコンセプトが支持を得て、国際高層ビル賞の最高賞を獲得したこともあるほど。
そのバーティカル・グリーンのマンションがパリの中心地から東へ5-6kmのところにあるヴィリエ=シュル=マルヌという地区で建設されることになったそうです。しかも1棟ではなく、団地のようなスタイルで、形の違うビルを組み合わせグリーンの街を作り上げるようなメガプロジェクト。低層階はオフィス仕様に。
その名もForêt Blanche。「白い森」の意味かな。
ステファノ・ボエリさんによるバーティカルグリーンのマンションはヨーロッパ、中国のほかにも南アフリカや米国で建設予定ですが、日本での予定はまだないようです・・・。