花研コーヒーブレイク
本日の大田市場花き部開催イベント
2017.10.10
大田市場花き部2階の中央通路では「ジャパンフラワーネットワーク株式会社」(以下JFN)様主催の技術大会が開催されています。
出展多数につき、すべてをご紹介するものではございませんが、なんといつもお世話になっているブルーミストオランダ様の従業員様からの作品が入賞されました!
日本生花商協会会長賞ですって!すごい。総合第3位。
オランダ屋豪徳寺店の大森さんという方がデザインされました。おめでとうございます。
そのほか受賞された作品の数々。
↓結婚10年目のアルミ婚式の御祝いだからアルミ板を入れたようです。ナイスアイデアですね。
後援のグリーンウィングスジャパン様の賞。
どの作品にもメッセージがそれぞれに付けてあるのも心温まり印象的です。
会場内(フラワーオークションジャパンさまのセリ室)では実技の公開競技(スパイラルブーケと卓上装飾)の選手権大会が開催されていました。
競技に取り組まれる皆様の様子です。
技術選手権に引き続き北海道のフルーロン花佳薄木社長の講演。
薄木社長は農水の補助事業の一環として依頼がありご登壇。
いつもながらとても分かりやすい語り口調です。
生花店のみなさまも薄木様のお取組みに刺激を受けることとお察しします。弊社の花研手帳もご紹介くださいまして、ありがとうございましたm(_ _)m
続きまして蓑口社長の講演。蓑口社長ご講演を伺うのは数年ぶりでしょうか。薄木社長のご講演同様に楽しみにしていました。
テーマは「10年後に花矢として生き残るためにすべきこと」。2000年くらいから花業界はだいぶ曇天続きですが、実はいま世の中的には花業界に追い風が吹いているという切り出し。
「これからどうする?」をお話しされる蓑口社長のお話は、さすが実践と実績を伴うだけに説得力があります。しかも「僕はもっと釣りをする時間を確保したい!そのために生花店の売上を残さなければならない」という目的意識も個人的にとても共感できました。
明日から実行すれば、すぐにでも何パーセントかは売り上げが上がるのではないかといういくつもの手段はとてもプラクティカル!生花店の場合は賞を取った人ばかりが生き残るわけではない、賢い人ばかりが生き残るわけでもない、ではどういう人が生き残って数字を残していけるか、明日から何をすればいいかについて具体的な例とともに語られました。
しかし最後には、いろいろやってもある一つのことができていないと全てを台無しにすると力説。
ゼロ印象という、第一印象よりさらに前の段階から人が無意識のうちに受ける印象というのがあり、生花店としてはそれを大切に売っていかなければならない。そのゼロ印象を格段に良くするのは笑顔というお話で締めくくられました。
↓こんな写真の例も。
ご存知の方も多いと思いますが、こちらの方は大田市場の仲卸京橋花きさまの常務取締役藤井さまです。2枚の写真とも同人物。左は怖いし、右なら道を聞いてみようと思うくらい良い印象を与える。だから店頭では常に笑顔でいましょうねと。
ご自分の表情の対比を興味深く撮影される藤井さん。
実践派で業界の人気者のお二人のお話はとても興味深く、勉強になることばかりでした。お話を聞いたことがない方は、いつか聴講できる機会があるといいですね。