花研コーヒーブレイク
ここほれわんわん活用塾!②
2017.10.02
ニュージーランドで燃料高騰により花き輸出産業に大きな影響が出そうとの記事。
たとえば、可能性が高い低いかはさておき、ニュージーランド(以下NZ)からの花の流通に影響があるとしたら、花市場の品目勢力図はどのように変化するのでしょうか。
そこで、ここほれわんわんサイトを開いてちょっくら見てみました。
ここほれわんわんにログインしたら、「大田花き市況メニュー」の中の「国産輸入比較」を開きましょう。
検索したい期間(例えば今回ですと、昨年の10月から12月くらいまで)を指定して、検索ボタンを押します。
すると右上に「国一覧」ボタンが出てきますので、ここでクリック!
すると、国別の出荷量データが表示されます。
NZは全体の24位(この期間においては)に表示されますので、「ニュージーランド」をクリック。
すると、NZから出荷量が多い順に品目が表示されますが、ここで大切なのは出荷数量ばかりではなく、NZのシェアが大きい品目を確認するということ。
例えばシンビジウムは全体の2割を占めますし、シャクヤクにおいてはほとんどがNZから出荷されていることがわかります。
買参人のみなさまにおかれましては、撮影などでもしシャクヤクをこの季節に使う予定などありましたら今後の最新情報に常に気を付けておく必要があります。生産側に近い方におかれましては、シャクヤクはさておきこのような手段で国内での生産が可能かどうか、可能性を探るという手もあるかもしれません。
これらのデータをCSVファイルにダウンロードすることもできます。
こんなニュースに対する影響を確認するときにも「ここほれわんわん」は活用できるのです。