花研コーヒーブレイク
グロリオサ展示会
2017.09.07
明日から高知県主催のグロリオサ展示会が新宿で行われます。
イベント詳細はこのポスター↑をクリック!
Rock’n Roseの曽我部翔さんによるグロリオサを使った空間デザインが施されます。開催場所の新宿西口イベントスペースは、きっと華やかな空間と化していることでしょう。
よろしければ足をお運びください。
高知県はこのような都心を中心とした大消費地でもPRに積極的で素晴らしいですね。
ちなみに、グロリオサは今となっては枝切りして(1本に何輪もの花が付いて)出荷されるのは全くスタンダードになっていますが、他の国では意外と珍しく、花首で切り、1本1輪(ステムはもちろん短い)で出荷されていることが多いのです。
この枝切りスタイルは日本で考案、確立されたもの。しかも、それを世界に先駆け最初に行ったのは千葉県の球根植物育種販売の三宅花卉園様なのです!
今から35-36年前、三宅花卉園様がご出荷先の浅草橋生花(当時)の社長様(っておっしゃっていたかな~?)に、枝切りでだしてみてはどう?と提案され、三宅様が初めてそのスタイルで出荷したことが発端となり、現在のスタンダードを作っていきました。グロリオサのロスチャイルディアナという品種で初めて枝切りを行ったということです。
確か、いつぞや小欄で「リューココリーネを切り花として流通させたのは三宅花卉園様が初」とご紹介したことがあったような。三宅様は謙虚でいらして全く偉ぶらないのですが、現在の花きマーケットにおいてもとりわけ球根植物では様々なスタンダードを切り拓いていらした方なのですね。
そんなグロリオサネタでした。
週末はよろしければ新宿西口にお出かけくださいませ。