花研コーヒーブレイク
ウィンブルドン・フラワーズ!
2017.07.18
先週末はテニスのグランドスラム、ウィンブルドンの決勝が行われました。15日(土)が女子、16日(日)が男子でした。
女子は米国のビーナス・ウィリアムズ対スペインのガルビネ・ムグルサ。ムグルサは2015年のウィンブルドンの決勝でウィリアムズ姉妹の妹とあたり、惜しくも優勝を逃した選手です。
その時のことを当ブログでも紹介していました。(⇒こちら)
このとき優勝したウィリアムズ姉妹の妹はどこに行ったかというと、ただ今産休中でございます。おめでたい。
ウィリアムズお姉さまと対戦した今年もかなりの好カードでしたが、結局ムグルサが優勝しました。スペインの選手がウィンブルドンで優勝するのは女子では2人目です。史上初のスペイン選手によるウィンブルドン女子優勝はコンチタ・マルチネスという選手。あのマルチナ・ナブラチロワを破って優勝したのですが、その彼女が現在ムグルサのコーチをしています。
さて、一応花の会社のブログなので、テニスのことは自粛して花の話をしたいと思います。決勝戦に臨む二人がコートに入場するときに手渡された花束はこちら。
とても豪華ですね。
先を歩くのがビーナス、その後ろにムグルサ。
花束には、バンダ(2-3品種)、グロリオサ、アナベル、フウセントウワタなどが使われていました。
グリーンの芝に白いテニスウェア、そのテニスの聖地に青紫の花束がよく映えていたように思います。
これを再現したら、テニスファンのイベントに使ってもらえるでしょうか。「今年のウィンブルドン女子決勝のブーケスタイル!」という感じで?大会の賞品にもいいかもしれません。だめかな。私だったら嬉しいケド。
さて、翌日の男子決勝カードはスイスのロジャー・フェデラーとクロアチアのマリン・チリッチ。
写真ではわかりにくいのですが、前を歩くのがチリッチで、後ろを歩く鉢巻き姿がフェデラーです。
いやー、もうこうして白いウェアに身を包んだ決勝の選手たちが歩いているのを見るだけでドキドキが止まりません。(‘-‘。)(。’-‘)。ワクワク
グランドスラム(テニスの4大大会、その他のトーナメントも含め)の中でもウィンブルドンだけは厳しくドレスコードが決まっていて、白で統一しなくてはいけません。ほかのトーナメントではパジャマのようなウェアを着ている人もいますが(笑;個人的感想です)、そこはさすが伝統のウィンブルドンです。
そういえば、男子決勝はウィリアム王子夫妻のみならず、英国俳優のヒュー・グラントも観に来ていましたね。彼は毎年そこにいるような。きっとテニスが好きなのでしょうね。
さて、自粛自粛。花の話に移りたいと思います。
男子はどのような花束を受け取るのかと思ってカメラを持ってテレビの前で待ち構えていました。
コートへ入場の様子はクラブハウス内から中継カメラが追いかけるのですが、その途中に様々な花が飾られています。
階段横にラン類と思しき花。ロビーにはデルフィニウムやエルムレス(かな?)、タニワタリ、フウセントウワタ、アレカヤシなどを使った大きなアレンジメント。
で、どんな花束もらうのかな?と思ったら、なんと花束ナシ!
え!?差別じゃん?(どっちがどういう差別かよくわかりませんが^ ^;)
花束もなく、女子は自分で持っていたラケットバッグなどの荷物も持たず両手フリーでご入場。
それが大会のスタイルなのでしょうね。
結果の行方は、ウィンブルドン男子史上最多8度目、四大大会歴代最多通算19勝目、史上2人目の完全優勝(トーナメント中1セットも落とさずに優勝)、大会史上最年長優勝という偉業を成し遂げ、フェデラーが勝利しました。
今日もお付き合いいただきありがとうございました。