花研コーヒーブレイク
母の日にマム
2017.04.21
母の日にマム(キク)を贈ろうというムーブメントが広がってきています。
例えば某大手流通グループの母の日の提案商品。
商品名にこそマムとは記載されていませんが、このデザインの主役はまさにマム。
こちらも某大手生花小売店さんの母の日提案カタログです。
オリンピックに向けて和ブームが高まる中、生活者マインドを的確に読み取り「和style」としてマムの魅力を前面に出してご提案されていらっしゃるところがさすがの小売店様です。
この母の日にマムを!というムーブメントを起こされたのはOPTIMUM(オプティマム)さま。2014年に誕生した、マムの魅力を全国に伝える活動を行う集団です。この集団のメンバーは、ここまでというグループのような線引きはなく、生産者さま、種苗会社さま、市場、販売店さまもふくめ、このマム普及活動に携わる全ての方を対象としています。
OPTIMUMとは、これまたうまいネーミングですね。optimumとは英語で「最適な、最善の」の意味。その語尾の文字列とマム(MUM)とをかけたのですね。脱帽のナイスアイディアです。
こちらはOPTIMUM代表のイケメン藤目健太(ふじめ・けんた)さん。
マムを新しい切り口から提案して、生活者に魅力を伝えていく。彼のような若く柔軟な感性が必要なのでしょうね。
オーストラリアでは、ママを意味するMOMと“キク”の英名の短縮形MUMの発音が似ていることから、ダジャレで母の日には“キク”を贈るのが一般的です。母の日に“キク”はごくフツーの文化。
日本でも気温が上がる母の日頃のシーズンなら、マムの生命力の強さ、日持ちの良さは生花店さんにも生活者のみなさまにも支持されることでしょう。
今後ますます母の日に素敵なマムが提案され、素敵なママに気持ちを届けるメッセンジャーとして広まることを祈っています。
ちなみに、本日藤目さんが大田市場仲卸通りでPRされていた香りのするマム“スピース”。
アタクシは元々キク(マム)の香りは好きなのですが、いつものすっきりとしたマムの香りに甘い香りがプラスした印象です。マムの中では確かにこのような甘い香りは珍しいかもしれませんね。
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4月22,23日はフラワードリーム(東京ビッグサイト)開催です。
よろしければ是非足をお運びくださいませ。弊社も大田市場のブースで書籍や手帳を販売させていただきます。こういうのも弊社はショチョさまが自らやってくれるのです。全く頭が上がりません。アタクシが土曜日のみ出陣します。
みなさま良い週末をお過ごしくださいませ^^