花研コーヒーブレイク
花を飾ると幸せになるか
2017.03.17
昨日の続きです。
先週3月7日の火曜日に脳科学のセミナーに参加させていただきましたが、折しもその翌日、日経新聞の1面「春秋」欄では、
「悲しいから泣くのか、泣くから悲しいのか、はたまた楽しいから笑うのか、笑うから楽しいのか」
という話題からコラムが展開されていました。
セミナーにご登壇された脳科学の先生によると、
A:楽しいから笑う、悲しいから泣く→キャノン-バード説
B:笑うから楽しくなる、泣くから悲しくなる→ジェームズ-ランゲ説
現時点ではAかBか決着は着いていない。しかし、ジェームズ-ランゲ説(B)が有力とおっしゃっていました。
「笑いが止まらなくる」、「一度怒りだすとカッカしてきて止まらなくなる」というのはB説で説明ができるのだそうです。
ここからは弊社の自論ですがこのB説に則れば、楽しいから花を飾る、心が豊かだから花を飾るのではなく、花を飾るから楽しくなる、生活が豊かになるということだと思います。
先日お笑い芸人のブルゾンちえみさんは、「どんなにお金がない時でも花は必ず飾る」とおっしゃっていました。お金がなくても花を飾ることで心にゆとりと潤いが出てくるということを感じていらしたのかもしれません。
幸せだから花を飾るのではなく、花を飾るから楽しくなり、幸せを感じたり、充実感を得たりするのではないでしょうか。
週末は英気を養うために花を飾るといいでしょう。
部屋を片付け(特にアタシ)、窓を開けて空気を入れ替え、太陽の光を取り込んで花を飾れば、充実した週末を過ごせるような気がしてきますね。
「花」でなくてもいいでしょう。グリーン、枝物、葉物、サボテン、観葉植物など命あるものであれば効果があります(生体に良い効果があることが医学的に証明されています)。
花を飾るから心が豊かになるのです。(きっと)
それではみなさま、良い週末をお過ごしくださいませ♪