花研コーヒーブレイク
切花栄養剤の効果
2017.03.06
3月5日、啓蟄を迎えたので、昨日からスプリングコートに切り替え。アタクシにとっての春到来は啓蟄なのです(3月1日の小欄ご参照)。
お気に入りのスプリングコートを着て、オフィスに来てみると、先週末の金曜日に自分のデスクに生けたキンギョソウがツヤツヤと輝きを増して豪華に咲いていました。
生けたのは3月3日だったので、ひな祭りカラーの3色にて・・・あ、花の背後に怪しい人影が・・・ヾ(;゚⊿゚)ノ *〜●…私どもの所長の桐生でございます。
すると、その怪しい人影の正体のショチョさま曰く、
「花研ブロガー2号さん、そのキンギョソウの生け水に何を入れましたか?
僕が生けたキンギョソウと随分と差が出ましたね。」
同じ金曜日に、同じ生産者さまのキンギョソウを別の花瓶に生けて、同じく弊社のオフィスに置いていたのでした。
どれどれ(^・ェ・)、ショチョさまのキンギョソウはどんなふうになっているかな??
ふむふむ、なるほど、下の方の花から早くも萎れ始めています。上の花も開花し始めていますが、先に開花した花とは全く色が違いますね。ちょっとブルーイングも見られ、栄養不足の印象です。花弁に艶もありません。品種は多少異なる(ショチョさまの品種はペンステモン咲きという奇妙な名前・・・本当は花の名前・・・の、花が上向きの品種)ものの、採花日も出荷産地は同じキンギョソウです。
品種以外に何が違ったのかというと、アタクシは糖度高めの切花栄養剤を入れていたのでした。これはいつものことですが、ツボミが多い花(これからまだまだ開花しそうな花に)は少し糖度の高い栄養剤を使います。(花研ブロガー2号の場合)
「ボクはあえて水道水だけで生けたんだ」
というショチョさま。ありがとうございます。良い比較対象になリました。
↓左の写真は切花栄養剤(糖度高め)入り、右は水道水のみ
「それでは、今からでもショチョさまのキンギョソウにも切り花栄養剤を入れますか?」
と伺うと、
「結構です。放っておいてください」(←バイキングの小峠さん風)
実験をしているのだから何もしてくれるなと、半分やさぐれ気味でございました。かしこまりましたm(_ _)m
今週は引き続き経過観察をしてまいりたいと思います。