花研コーヒーブレイク
テーブルウェアフェスティバル②
2017.02.03
昨晩はNHKの所ジョージさんの番組で多肉植物、とりわけハオルチアが“金のなる木”として人気というトピックスが取り上げられていましたね。自分のハオルチアを株分けして販売し、250万円稼いだ人や、ハオルチアを殖やすための組織培養キットが売れているという話も最後に紹介されていました。しかも、多肉植物人気は日本ばかりでなく、中国、韓国、米国のカリフォルニアなどでも然りなのだとか。そう聞くと、急に自分のハオルチアも大切にしようと思ってしまいます。
さて、昨日の続きです。テーブルウェアフェスティバル。
会場中央のセンターガーデンには、お花がかりの竹谷仁志さまと東京都花き振興協議会さまの協業で作られたイングリッシュガーデン。
石で円形を象ったトンネルを3連にしました。3連なのですが、覗き込むとどこまでもずっと続いているような気がして、「永遠」への誘いのような錯覚に陥ったほどです。古の人だったら永遠の生命を得るために、もしかしたら何度も潜り抜けていたかもしれません!?デザイナー様の意図と異なっていたらすみません。
と思ったらきちんと解説がありました。
作品のタイトルは「万物斉同」。人工的な壁と穴と自然の花という対極的な要素の共存を表現。今地球上で起こる様々な対立や差別を乗り越え、平和な世界観を表現したということでした。
正面に青いマムをあしらったフラワーアレンジメント。
最近は染め素材の完成度が高く、一般の方は本当にそのようなキクが誕生したとか、精巧につくられたアーティフィシャルかと思われる方が多いそうです。
そのほかにも野趣溢れる数々のフラワーデザインが来場者を迎えます。
午後のフラワーアレンジメントのデモンストレーション開催時は、センターガーデンは一気に黒山の人と化しました。
テーブルウェアフェスティバルは、動的なものが少ないような気がしますので(ムーミンにはお会いしましたが)、来場者の視線も同じ高さで固定しがちですし、デモンストレーションのような動的なイベントは来場者さんの注目を引くのかもしれませんね。
会場の共有スペースにはサントリーフラワーズ様の香るシクラメン「セレナーディア」でした。
テーブルウェアフェスティバルは2月6日までの開催。
みなさまもよろしければ足をお運びくださいませ。
明日は立春。春はもうすぐ。
まだまだ寒い日が何日も到来することとは思いますが、ずいぶんと日も伸びて、春の足音はあちこちから聞こえてきます。
みなさま、どうぞよい週末をお過ごしくださいませ♪