花研コーヒーブレイク
カリメロコンテスト ハロウィン版
2016.10.10
本日から大田市場花き部の中央通路で、輸入商社のグリーウィングス様主催、マム(←ざっくりいえばキクのことです)のカリメロ4all(フォーオール)を使ったデザインコンテストが開催されております。
どのように出品エントリーを促しているかわかりませんが、出品者の多くは恐らく大田市場で買い出しをされる仲買人さまやデザイナーのみなさまでしょう。出品者募集のチラシもありましたから、基本的にはどなたでもエントリー可能なのだと思います。
今回の募集テーマはハロウィン。この度も素晴らしい作品の数々が集まったようです。また、どの作品も新商品の「カリメロオレンジ」が多用されています。ハロウィンの雰囲気に良く合います。
私ども大田花き花の生活研究所は、作品の審査員でもなければ、素晴らしい作品を評する立場でもございませんので、あくまでも個人的な感想とともに、作品をご紹介させていただこうと思います。(ご紹介は時計の反対周りに)
ピンクションや唐辛子とともに入ったホウキが何気なくかわいいですね。
こちらの出品者の佐藤さまは、ちょうど本日弊社の窓口で花研手帳をご購入くださいました!ありがとうございます。
こぼれ落ちそうなカリメロの流れがいいですね。
カリメロで作ったマスカレード。
カリメロで作ったカボチャ。
巨大カボチャから溢れ出るカリメロたち。楽しく躍動感のあるポップなハロウィンが伝わってきます。
北空知広域連さまのお絵かきカボチャが使われていますね♪
仲卸京橋花きさまの店長様の作品です。コンテストでのご受賞多数、花いけバトルなどでもご活躍の岸本店長です。
ハロウィン独特のおどろおどろしさとかわいらしさが共存していていいですね♪
審査は今週行われ、17日(月)に大田花きのセリ前に結果発表と表彰式が行われるようです。
結果発表が楽しみですね。
・・・ところで、グリーンウィングス様のこの「カリメロ4all」、覚えやすいけどカタカナと数字とアルファベットが組み合わさって一つの名前だなんて、珍しいし、なんだか“意味ありげ~”と思い、思い切ってグリーンウィングス様にお電話をしてこの名前の意味を伺いました!!
すると、「カリメロ4allを1年中、いつでもどのようなシーンにでも使っていただきたい」という思いがこもったネーミングであることがわかりました。
この品種はオランダの種苗会社フロリテック様が育種したもの(2008年)です。カリメロは卵の殻を頭にかぶり、アヒルのように歩き回るアニメのカリメロのイメージから名付けられました。親しみがあり、強くてかわいらしい印象のアニメのカリメロにあやかり、花はかわいらしく、葉が小さいため水の蒸散が少なく、日持ちが長く、輸送時も傷みにくいこの品種が「小さくて、かわいらしくて、親しみやすく、丈夫!」であることをアピールするためにカリメロの名前を採用しました。
“4all”は、春夏秋冬の4シーズン全てに使っていただけるように、またfor allとかけて、すべての人に、すべてのシーンで使っていただけるようにという思いを込めて名付けたそうです。
「カリメロ4all」、街の生花店でも販売されています(アタクシも駅の生花店さまで買ったことがあります!)ので、是非皆様もお楽しみください♪