花研コーヒーブレイク
<番外編>フラワー・オブ・ザ・イヤーOTA2015
2015.12.04
フラワー・オブ・ザ・イヤーOTA2015の結果が発表となりました。
結果は大田花きのホームページよりご覧くださいませ(こちらをクリック)。
さて、フラワー・オブ・ザ・イヤーOTAの表彰式で受賞された皆様にお会いできるの光栄な限りなのですが、アタクシがひそかに楽しみにしていることがあります。
それは・・・受賞者様のネクタイを拝見することです^^フフ
業界の性質もありますし、クールビズやビジネス服のカジュアル化で、業務においてネクタイを着用されている男性にお会いすることがあまりありません。しかし、花業界の男性のみなさまはバチッと決めるときはこだわりの勝負ネクタイを着用されていらっしゃいます。
以前、フラワー・オブ・ザ・イヤーOTAをご受賞された香川県の真鍋様が香川県だけに「うどん」のネクタイをされていらっしゃいましたが、今年も大変レアなネクタイを拝見することができました。
ナデシコのネクタイでご来場されたナデシコ生産者の森田和友様(長野県)です。ご自身のオリジナル品種‘線香花火’で新商品奨励賞をご受賞されました。
森田様のネクタイをご覧ください。
日の丸を思わせるナデシコの絵柄、矢絣(やがすり)模様とデザインされた大変日本らしく上品なネクタイをされていらっしゃいました。お伺いしてみると、このネクタイは20年以上も前にデパートかどこかでお買い物求めになったのだとか。
このネクタイは素晴らしいですね。心揺さぶられます。ナデシコをこよなく愛し、ナデシコ生産に人生を奉げた森田様ならではのチョイスですね。もうこのようなデザインは、どこを探してもなかなか見つからないのではないでしょうか。ネクタイもレアですし、森田様にも大変良くお似合いです。
もうひと方、お花のネクタイをされていたのは、最優秀賞のバラ・スプラッシュセンセーションを生産されている遠山和雄様。
ネクタイはさすがのバラ模様、そしてバラのタイピンをボタンホールに挿してご登場されました。
このボタンホール、元々は軍服の第1ボタンがあったそうで、その名残なのだとか。昔英国ではパーティの時にこのボタンホールにバラやカーネーションなどの花を挿していたため、フラワーホールとも呼ばれることがあるそうです。そしてそのフラワーホールに遠山さまがバラのピンなんて、シャレオツではありませんか。
みなさま心から花を愛すフラワーピーポーで、今年も乙なネクタイを密かに楽しませていただきました。