花研コーヒーブレイク
枇杷の香りはドクペの香り? ~シンヤワールドへようこそ!~
2015.11.20
みかん狩りで有名な埼玉県寄居町で出会った「お茶の花の香り」に続き(小欄11月7日参照)、今回も寄居町のみかん山で出会った不思議な花の香りをご紹介致します。
みかんとゆずに囲まれた山道をワクワクてくてく進んでいくと、何処からか桜餅のような?
いや、もっと人工的ななんだか化粧品のような匂いが漂ってきます。明らかにお茶の花よりも強烈で金木犀のように拡散性のある匂いです。
匂いが漂ってくるみかん畑を覗いてみると、ありました・・・!枇杷(びわ)の木です。
よく見ると小さな白い花が集まって咲いており、周辺にはリューココリーネが持つ桜餅のような香りがたちこめています。
そして花に近づいて匂いを嗅いで見ると・・・ ファッ!?と漂うその香り。
コレってドクペ(ドクターペッパー)の匂いじゃないですか!とびっくりです。
“ドクターペッパー”とは、さまざまなフレーバーをミックスしたコカ・コーラ社の炭酸飲料の商品名です。
その独特な匂いゆえ、人によって好みが大きく分かれますが、杏仁豆腐に香りが似ていることもあり、好きな人はやみつきになるそうです。
そんなドクターペッパーの匂いがする花があるなんて、そしてそれが枇杷の花だなんて、本当に驚きです。
・・・明日へ続く・・・