花研コーヒーブレイク
お彼岸のトリビア
2015.09.21
9月18日の小欄の続きです。
今回はお彼岸に関するトリビアについて。
お彼岸のお中日(つまり、春分の日と秋分の日)は3月21日と9月23日で固定されて、変わらないと思っていました。
しかし、実は変わるのです(←結構なトリビアですよ、コレ)。
春分・秋分の日は、2011年までは3月21日と9月23日、その後は2044年まで閏年に限り3月20日と9月22日となるのです!
つまり、変更後初めての閏年だった2012年は、3月20日と9月22日がお中日となったのです。
来年2016年も閏年なのでお中日が変わります。従って祝日も変わります。
これは要チェックですね。
お彼岸にまつわるトリビアをもう一つ。
秋の彼岸にお墓にお供えするものと言えば、「お萩」ですね。
「牡丹餅(ぼたもち)」ではないかと思われたかもしれませんが、牡丹餅は春の彼岸にお供えするもの。
指しているものは同じですが、季節によって呼び方が異なります。
それらに使われる小豆を、季節に咲く赤い花に見立てて名を付けたわけですね。春は牡丹、秋は“秋の七草”のひとつでもある萩。
赤色は災難が身に降りかからないようにする邪気祓いの色とされます。地域によっても異なりますが、牡丹の花は豪華な大輪なので牡丹餅は大きめに、萩は繊細な小花なので牡丹餅よりは小さめに作るようです。